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山本尚志展 Speech balloon

山本尚志展 Speech balloon

展覧会名 : 山本尚志展 Speech balloon
会期 : 2017年5月14日(日)− 5月27日(土)
開廊時間 : 10時 − 18時
休廊日 : 月曜

トークイベント :「セリフを書く」5月14日(日)14時より(作家本人による公開制作と現在の書道を取り巻く状況について語っていただきます)
後援 : 北日本新聞社 協力 : ユミコチバアソシエイツ
会場 : ギャラリーNOW 富山県富山市開85

書家・山本尚志(1969 年広島市生まれ)は東京学芸大学の書道コースに在籍中、井上有一のカタログレゾネ(全作品集)の仕事に従事していました。
海上雅臣氏の指導のもと、井上作品のほぼ全てをサイズ計測。さらには裏打ち作業にも携わり、およそ3 年半に渡って井上有一を研究しました。
その後、広島で学習塾の経営をする傍ら作品制作を続け、2015 年はウナックトウキョウ、2016 年にはユミコチバアソシエイツで個展。さらに作品集「フネ」をYKGpublishing から出版しました。
書く内容と作家との関係性を極限まで問おうとする山本の試みは、それまでモチーフには頓着しなかった書道の世界に概念的な要素をもたらした作家として、現代アートの分野でも注目されています。

普段、僕は自分で描いた物体に文字(その物体の名前)を書くという仕事をしているのですが、今回の個展タイトル「スピーチバルーン」とは、日本語で言えば「吹き出し」のことです。
ご存知の通り、これは漫画の一表現ですね。
僕はよく思うのですが、あの吹き出しというものは、立体なのか、それとも平面なのか、どちらなのだろうか?と。
漫画に出てくる登場人物は皆「平面」であるわけですけれども、中にはリアルに三次元的に書かれた人物もいたり、ギャグ漫画のように、二次元なのか三次元なのか判別つかないような顔立ちをしているキャラクターも登場するわけです。
そこで果たして、スピーチバルーンとは、そのどちらに属するものなのか?
僕には見当もつかなかった。ですから今回の作品では、僕は実は「見当がつかないこと」を書いているんです。
そしてさらにおかしなことに、僕は「吹き出し」を描いておきながら、そこに今回は「セリフ」と書いている。
これも、いつもの自分の仕事(その物体の名前を書くこと)からすれば、おかしなことです。
吹き出しの、さらに中にある「ものの名前」を書いているわけで、登場人物が発したまさに「それ(=セリフ)」を僕はつられて書いてしまったのです。

山本尚志

山本尚志展 Speech balloon

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ギャラリーNOW 富山県富山市開85
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